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ZiL Noble 白書

バンテックセールス社 ジル・ノーブルの装備と使い勝手をレポートしていきます。

blogタイトルは名ばかりの、あくまでも自己満足な内容ですが よろしくお願いします。

「ZIL Noble 白書」を初めて読む方に ご案内します

「Zil Noble 白書」にご訪問くださり ありがとうございます。

こちらのブログを初めて読まれる方に ご案内いたします。

 

はじめに

このブログは、H26年1月から 一年間 ジルノーブルを活用しながら体験したことや、使い勝手について記しております。

これからキャンピングカーの購入をされたい方や、Zil Noble に興味を持たれている方にキャンピングカーの楽しさを お伝えしたくてブログを書きました。

自己満足な記事で せん越ですが、多少でも参考にして頂ければ幸いです。

 

尚、利用している はてなブログの機能上、最後に書いた記事が先頭に表示されておりますため、恐れ入りますが下記リンクにて 最初の記事からお読みいただければ幸いです。

 

こちら↓から、宜しくお願いします。 

はじめまして。 - ZiL Noble 白書

 

 

 

 

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最後の記事です

ルノーブル白書を読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。 

一年間、春夏秋冬をジルノーブルで経験しながら、私なりにレポートしてきました。 今日の記事が最後です。

 

これまで、バンテックセールス社の いちユーザーとしてジルノーブルの性能や素晴らしさを伝えてまいりましたが、このブログを通して これからキャンピングカーを買おうとしている方に、少しでも参考にしていただければと思って書いてきました。 文章力が低く我ながらに毎回がっかりな記事しか書けませんでしたが、誤字脱字も含めて 大目にみてください。

 

若い頃からの 叶わぬ夢である「豪華クルーザー」は中古をレストアしたものでも3千万円はしますし、維持費や燃料代も含めて私の経済力では とても無理です。 でもキャンピングカーなら程度の良い中古車も出回っているし その気に成れば庶民でも乗れます。 本当にキャンピングカーって楽しいですから、大勢の方にキャンピングカーの素晴らしさを知って頂きたいです。

 

ルノーブルですが、とてもよく作りこんだキャブコンです。

使いながらじっくりと見ていくと、色んな所に手作り感があるんです。

手間を掛けて丁寧に作りこんでいる分だけ それなりのお値段になってしまいますが、お金では買えない「楽しい思い出」が作れるのであれば、頑張ってでも買う価値は大いにあると思います。

但し、必ずしもジルノーブルを買えば当たりと言う訳ではありません。

ルノーブルに限らずですが、水周りやカセットトイレの準備&後始末は つきものですから 面倒がらずに出来る方でなければキャブコンの性能を活かしきれませんし、トイレルームがあっても防音ではありませんから ひと家族だけの旅が気兼ねなく使える条件です。

高価ですから買い直しはそうそう出来ませんし、それぞれの使用スタイルに合ったキャンピングカーをじっくりと選んでほしいです。

 

きっとこんな方にノーブルは合っていると思います。

①夫婦二人旅、又は三人家族旅で、デイキャンプ中心でなく 泊まりのキャンプにもよく使う方。

②一日の移動は遠くまでせずに、のんびりと旅をする方。

ヨーロッパ車風の内装を お好みの方。

④ひとつの車を飽きずに、ずっと長く乗り続けていける方。

⑤ノーブルのコンセプトに順応していける方。

⑥まめで、水周りの作業等を苦としない方。

⑦車内のキッチンで料理をしてみたい方。

⑧トイレルームが防水シャワー室としても使えて、広い方が好みの方。

⑨リビングは狭くても、ベッドルームと別れて使えることで個々の生活ペースを大切にしたい方。

⑩乗用車と比べると お世辞にも走りや乗り心地が良いとは言えません。 移動の部分は割り切って、気にせずに使える方。

どうでしょう。 貴方のスタイルにノーブルは合っていましたでしょうか。 もしも合っているならば、ノーブルは本当にお薦です。

 

最新の装備を惜しみなく搭載したジルノーブルですが、時代の流れと共に「いいキャンピングカーだったね」と、過去の物とされていく時は来るでしょう。 そして、私なりに苦労して書き上げた記事も、次第に古い情報に成ってしまうのだと思います。 それまでの間に、このブログを参考に「自分の思った通りのキャンピングカーが買えてよかった」と言う方が お一人でも居てくだされば幸いです。

 

これまで 読んでいただいた皆様に心より感謝しつつ、本日にてペンを置かせて頂きます。

私達家族にとってジルノーブルは宝物です。 このジルノーブルを開発してくれたバンテックセールス社さんに感謝していますし、これからもずっとノーブルを大切に使いながら 家族の思い出を沢山作っていきたいと思います。

 

最後に、日本中のキャンピングカー乗りの皆様が事故無く楽しく、幸せな毎日を送ってくださることを 心よりお祈りいたしております。

「一年間読んでくださって、どうもありがとうございました。」

終わります。

 

 

 

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瀬戸内の小さな島に癒されて

瀬戸内海は静かな海です。

太平洋の雄大さや、日本海の力強さも魅力的ですが、瀬戸内は島々に囲まれている分 優しく 入江に入れば湖畔と間違わんばかりに波穏やかです。

その分、朝焼けや夕焼けが映えますし、島々の合間を行き交う大小の船が 海で暮らす人々の生活を感じさせてくれます。

 

今日は母を乗せて、そんな瀬戸内まで 出掛けます。

 

私は、仕事の疲れから寝坊してしまい トホホなスタートですが、天候は まずまず。 ノーブルを徒歩5分の月極め駐車場に取りにいきます。

 

今年の冬は西日本も寒いです。 運転席に乗り込むとキーンと冷えていました。 ならばとFFヒーターを入れます。

今時のキャブコンなら当たり前な装備ですが、ノーブルのFFヒータは吹き出し口が  ①リビングの足元 ②車内の導線中央に ③トイレ&シャワー室に ④そしてベッドルームには ベッド全体を包み込む様に 周囲の隙間から柔らかく温める特別な仕組みで、気配り設計には感心します。

家の前にノーブルを移動して水周りの準備をしているうちに、車内はコートも要らないくらいに温まってきました。

 

予定より1時間遅れの11:00に、母をサードシートに乗せて、さあ出発です。

86歳になっても元気いっぱいの母ですが、足が悪いので大きな段差は昇降できません。

でも、ノーブルのエントランス・ステップは段差が小さく均一のため、うちの母でも補助なしで登り降りできて、我が家には ありがたい設計です。 

お世話になっているショップのショールームに姉妹車のZIL520が展示してありました。 豪華で明るく広いリビングで素晴らしかったのですが、エントランス・ステップだけ見ると 段差が大きく、我が家の場合は「買えなかったな」と感じました。

 

先日、ノーブルのショックアブソーバーを「LTコンフォートサス」に交換してから初めての長距離走行に成ります。

どんな乗り心地でしょうか? 特にサードシートに座る母が どう感じるかが気に成ります。

 

近所のスーパーに立ち寄り、食材の調達です。

今日はカレーライスを作ります。 仕事で一緒に行けない妻も食べたいとのことで、少し多めに炊く予定です。

 

山陽高速道路を目指して市街地を走らせます。

「LTコンフォートサス」の効果は運転していると よく解ります。

ノーマルのノーブル特有だった縦にフワフワと揺れる乗り心地がなくなって(個人的には好きな揺れだったので寂しいのですが)、上下動が少なく成りピタッとした感じです。 特に交差点の侵入時に遠心力で車体が大きく振られいたのが収まりました。 言葉で表すと「グニャっとしていた足回りが、踏ん張りが効いてクルンと曲がれてしまう」と言ったところです。

 

母に乗り心地を確認すると、「よくは解らないけれど 揺れが静かには成ったみたいだよ」とのこと。 うーん、やはりサードシートの乗り心地が劇的に良く成ってくれては いないのでしょうか。

 

岡山ICから高速に乗りました。

料金所を過ぎて本線に合流です。 左カーブの加速帯で、オートマチックギアをDレンジ → 2速に切り替え、一気に時速40kmから 80kmまで加速しながら合流します。

この際に、今までなら車体の傾きが気に成ってしまいましたが、今日はLTサスがグッと踏ん張ってくれて 気持ち良く合流できました。

 

2車線あるうちの 左走行車線で80km/hにて巡航していきます。 山陽道は いい感じに流れています。

 

「違う!」 今までと全然違う安定感と安心感です。

縦・横 共に揺れが小さく、直進性が向上している感じです。

 

高速に乗ってすぐにトンネルが続きます。 トンネルを抜けると横風に合いました。

時折 強い風も感じます。 以前のノーブルなら横風に弱く、風にあおられた瞬間に横に持っていかれる様に直進性が落ちるため、アクセルを緩めて70km/hまで減速していたのですが、今日は恐怖心を感じません。 風で車体がぐらっと揺すられないんです。 多少は横揺れしますが、まったく怖くない範囲です。

 

サイドミラーに後方の大型のトラックが映り、追い越しに掛かっているのが解りました。 今までなら風圧で大きく振られるところですが、「さて どう成るのか?」

「えっ!」 大丈夫でした。

その後も大型バスに抜かれたり、トレーラーに抜かれたり。 以前は警戒して車線の左端によけていたのですが、車線の真ん中を80km/h巡航で真直ぐに走れています。

気を抜いている時に、スピードを出して抜かれたりすれば 車体が大きくぶれてヒヤリとしていたのに、そんな怖さも感じません。 しかも時折横風を受けながらの悪い条件でです。

 

「凄いよー、すっごく安全」「いやー、全然違うしー」・・・

運転しながら 少し興奮ぎみに感動している自分です。

 

「お母さん、後ろの感じはどう?」母に尋ねます。

「揺れなくなったね」「乗り心地が良くなったよ」

サードシートも一般道では解らなかった乗り心地の向上があった様です。

 

倉敷JCTを通過します。

ここは轍がきつく、以前ハンドルを取られてヒヤリとし、減速したことで後続のトラックにあおられて怖い思いをした場所です。

あえて轍に車輪を預けてみます。

「おー、これも大丈夫だ!」

営業担当Mさんからは、轍はタイヤのサイズアップで変わると訊いていたので さほど期待をしていなかったのですが、80km/hで巡航する慎重派の私にはLTサスだけでも十分に効果を感じました。

 

「どうですか、後ろの乗り心地は?」

「・・・・・・・」おや、返事が返ってきません。 母は眠ってしまった様です。

それほどまでにサードシートの揺れも収まっているんですね。

 

結局、80km/hのままで巡航できてしまいました。

いやー、「LTコンフォートサス」は素晴らしいです。 ”安全性の向上と言う” 大きなアドバンテージを貰えた事に とても満足です。 お薦めくださったMさんに感謝です。

 

福山西ICを降りて、国道2号線に乗りました。

ここまで順調に進んできたのですが、道を間違えてしまいました。

出発前にgoogleマップで確認したはずなのに、2号線は 別ルートでも存在していた様で、もうひとつの旧2号線と感違いしていたんです。

現在走行中の2号線は年末の影響もあるのか猛烈な渋滞です。

現在位置が解らないまま、曲がるべきポイントが見つからずに福山の中心地まで進んでしまいました。

芦田川(あしだがわ)で ようやく折り返して、今度は予定のルートに乗れたのですが おかげで1時間もロスしてしまいました。

 

気を取り直して、目的の瀬戸内を目指します。

以前から行ってみたかった田島(たしま)に向うんです。 田島には福山市でも有数の海水浴場「田島クレセントビーチ」が在り、今日のキャンプ予定地です。

 

本土から田島へのアプローチは「内海大橋」を渡ります。

ここまで休憩なしで来ました。 そろそろトイレ休憩にしましょう。

橋の手前に7~8台は停められる展望休憩所があり、ノーブルを停めました。

駐車さえできればノーブルはトイレルーム完備ですから、特に足の悪い母が居る我が家にとって大助かりです。

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橋の向こうに映るのが「田島」です。

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休憩中に、田島から戻ってきたバスコンが隣に停まりました。 私より先輩であろうご夫妻の様です。 車体は10年以上前のモデルに見えますし、きっと大切に乗られているのでしょうね。 定年を過ぎてからも夫婦でキャンピングカーの旅! 私も見習って実現したいです。

 

休憩を終えて内海大橋を渡ります。

この橋ですが、渡った中程でくの字に曲がっています。

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くの字を過ぎ、もう少しで渡り切れそうな時、大きな突風がきました。

瀬戸内海の橋では よくある事なのですが、島と島の間で気流が変わるのだと思います。

一瞬グラッときてヒヤリとしました。 今までなら とっさにアクセルを緩めてハンドルを握る手にも力が入ったのですが、「LTコンフォートサス」の効果で それほど怖くは感じませんでした。 いつもより冷静に風に対して逆ハンを当てて体制を立て直せました。

 

田島に上陸して、時計回りに外周道路を進みます。 舗装路で走り易く、今ひとつパッとした天気ではありませんが、瀬戸内ならではの雰囲気が心を癒してくれました。

写真に映っているのは、先程渡ってきた「内海大橋」です。 その向こうは大型船の造船所です。

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上陸して10分程で「田島クレセントビーチ」に到着しました。 いい眺めです。

季節外れで誰も来ていない様子です。 ビーチを独り占めできるかも知れません。

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坂を下り、ビーチの有料駐車場に進むと・・・ 施錠されて営業していません。

他に勝手に停めてよさそうな場所もなく、しかたなく諦めました。

後で解ったのですが、営業期間は10月末まででした。 下調べ不足に反省です。

 

現在の時刻は午後3時を回っています。

この島に来たのは初めてですし、キャンプ出来そうな場所を探しているうちに時間が無く成りそうです。 最初の出遅れと、道中のロスが悔やまれます。

 

決断しました。

「お母さん ごめんね、このままカレーライスを作っても食べたら すぐに帰ることに成って楽しめそうもないから、もう帰ろうか。」

「お母さんは、あんたと居ると楽しいんだから それでいいよ。」

そんな訳で、母に手作りの料理を食べさせてあげられないまま帰宅することに成ってしまいました。 近場でキャンプしていればこんな事には成らなかったのですが、瀬戸内の絶景を見せてあげたくて ひとりエゴな事に・・・

 

そうだ、瀬戸内の景色は楽しませてあげられる!

「お腹が空いたけど、景色だけでも楽しんで帰ろうね」

今来た道を引き返します。 ノーブルをゆっくりと走らせて海を眺めながら進みました。

「見て、綺麗でしょー」

「わー、面白い、海の真ん中に魚屋さんがあるよー」「本当だねー」

 

この「田島」からは、隣の「横島」まで橋で渡れます。

橋を渡ると、いい雰囲気の漁港が視界に入ってきました。

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「正に絶景!」これが瀬戸内の景色です。

風光明媚な島の景色は、島で暮らす人々の温かさを伝えてくれました。

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「今度はゆっくり、もう一度来ようね。」

瀬戸内の海を後にして山陽道に乗り、福山SAで食事を取って帰りました。

 

今日はちょっと残念なドライブに成ってしまいましたが、それでも母は とても喜んでくれました。 次はちゃんと下調べして、もっと楽しいノーブルキャンプに連れていってあげなくては。 そう反省する一日でした。

そして、「こんな ほろ苦い思い出もまた楽しい。」そう考えることにしました。

 

「LTコンフォートサス」の実力ですが、遠出してきたわりには運転の疲れも少なく感じていますし、ノーマルと比べると格段に運転し易く成っています。

帰宅後、母に感想を訊くと、「揺れが少なくて乗り心地がよかったし、曲がる際に以前だと ひっくり返りそうで怖かったけど、今日は怖くなかったよ」との事です。

これからノーブルを購入される方には、安全面を考慮して初めからの交換をお勧めします。

 

さて、妻が仕事から帰ってくる前に急いでカレーライスを作るとしますか・・・

 

 

 

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