母と公園で、つかのまのミニキャンプ
今日は仕事の合間に、 少しの時間が作れました。
以前なら 近所のカフェに出掛けていたのですが、ノーブルを買ってからは楽しみ方が変わりました。
お天気は今ひとつですが、母を誘いノーブルで近場の公園に出掛けました。
秋も終わりで景色は寂く感じますが、四季がある日本ならではです。
どこにでも在りそうな大きな池が在る公園です。 それでも、ノーブルで出掛ければ 着いた先が最高のキャンプ場です。
今日の記事は、私なりのキッチン活用方法をご紹介します。
キャブコンのキッチンは狭くて家庭の台所のようには使えませんから、調理器具をキャンピングカーに合わせて揃えたり、調理方法を工夫して効率よくすることがストレス無く調理を楽しめるコツです。
まず、シンクに合う調理器具を揃えましょう。
例えば、まな板はシンクにすっぽり収まる範囲で最大の物を買うといいです。
鍋類も同様に洗えることを考えて買いました。
私はシャトルシェフを愛用しています。 内鍋の大きさをコンロにも合わせて小・中と二つ揃えました。 ※写真はシャトルシェフ中鍋。
やかんは底が平らの方が熱効率がいいです。 笛が沸騰を教えてくれる古典的なやかんですが、すぐに沸くので重宝です。 ちなみに300円也。
収納を考えて、大小のスプーン・フォーク・ナイフ・お箸は ひとまとめに。
特にお箸は、キャンピングカーの水平が取れない時でも転がらない様にと、太くて角ばっている物を選びました。
食器類は落としても割れない素材で統一しました。 母と妻と私で、色分けして個人専用にしています。
洗い物は水きりカゴではなく、吸水・速乾性の良いマットタイプを選びました。 折畳めるので しまう場所を取りません。
ふきんも同様に吸水・速乾性の良い物を使っています。
調理器具や食材などを置くスペースを確保します。
どのキャンピングカーでも必ず空いたスペースがあると思います。 そのスペースを有効利用しましょう。
ノーブルの場合はキッチンと隣り合わせたベッドが、広大なスペースです。
ベッドに諸々を直接置きたくないので、防水のシートを敷いています。 コンパクトに丸めて しまえるタイプです。
そして、何と言っても料理中に便利なのがキッチンペーパーです。 必需です。
食器から、汚した床まで なんでもサッと拭けて衛生的ですし、手返しを考えれば使い捨てですがお安いものです。
Noble Kitchens 「簡単で美味しい、日本そば」
本日のノーブル・キッチンズは、シャトルシェフを使って日本そばを作ります。
今回、そばは乾麺を使います。 乾麺は、保存食なのでキャンピングカーには打って付けの食材です。
薬味は一味唐辛子だけ! 一般的に そばの薬味は 刻みネギ・刻み海苔・ワサビ・うずらの卵などを用意しますが、市販の麺つゆに生卵を入れると一味唐辛子だけでも最後まで飽きずに食べられます。
材料=日本そば(乾麺)・市販の麺つゆ・生卵・一味唐辛子
1.シャトルシェフの内鍋でお湯を沸かします。
沸騰したら そばを入れて、麺同士がくっ付かない様に箸で回しながら再沸騰させます。
2.シャトルシェフの真空調理器に内鍋を入れて、保温調理を開始します。
3.キッチンタイマーで時間を計ります。 既に内鍋が再沸騰するまで煮ているので、包装袋に記されている茹で時間から1分~1分30秒程 差し引いて計ってください。 こうすると腰のある そばが茹だります。
4.タイマーが鳴ったら、ざるで湯切りします。
5.鍋に そばを戻し、ぬめりを取る様に揉みながら水洗いします。
6.[ざるで水切り⇒鍋で水洗い]を数回繰り返して そばを締めます。
7.そばが締ったら お皿に盛ります。 指先を使って、そばを一口サイズにクルクルっと丸めてあげると 可愛くて食べ易くなります。
8.市販の麺つゆ(濃縮タイプ)を生卵で延します。
※今回は濃縮タイプを使っていますが、ストレートタイプには お醤油をプラスして味を調えてください。
卵のとろみが残るくらいに溶くと、そばとつゆの絡みが良く、口当たりも まったりとして美味しいです。
一味唐辛子を添えて、簡単で美味しい「日本そば」が完成です。
生たまごでコクが増すと、最後まで飽きずに食べられます。 一度、お試しください。
母は日本そばが大好きです。
私は、若い頃は うどん派だったのですが、近頃は そば好きに成りました。
「おそば、美味しいねー」 喜ぶ母の笑顔を見ていると、私も嬉しい気持ちに成りました。
後片付けです。
ノーブルにはボイラーがあるのでお湯が出ます。
ささっと洗って、吸水・速乾性の高いマットに並べます。
吸水・速乾性の高い ふきんで ひと拭きして、片付けは完了です。
公園の池には水鳥が沢山来ていました。
「仕事があるから、おだんご食べたら帰ろうか」
つかのま でしたが、母と水入らず。
ノーブルで少しだけど親孝行できた気がします。
「次の休みには もっと遠くまで連れていってあげるからね」そんな約束を母にして、公園を後にしました・・・・
シャワーの使い方
シャワーの使い方について記します。
ノーブルを購入する際に、シャワー室が付いていたことも条件に合ったひとつでした。 それは私が若い頃から描いて叶わぬ ”夢の豪華クルーザーへの思い” を、キャンピングカーに重ね求めていたからです。
キャンピングカーでシャワーを浴びること。
使用頻度は少なくても、有れば嬉しく、満足度も高い装備です。 例えば、友人などに車内を見せてあげた際に、「凄ーい、シャワー室まであるんだねー」と言って貰えたり・・・ そんな優越感さえ嬉しいのがノーブルの実用できるシャワー室です。
ノーブルのシャワー室はスッキリした意匠です。 姉妹車ZILのお洒落なデザインからすれば、まるでシティーホテルのシャワールームの様に こざっぱりしています。 でも、実際に使用してみると、「明るくて、少しでも広く・使い易く、しかも後の清掃まで考えられた意匠」だったことが解りました。 ノーブルの随所に感じることですが、ZIL Nobelの開発チームは素晴らしいと感心しますし、日本人としてMade in Japanならではのキャンピングカー開発力が誇らしく思えます。
まず便利なのが、シャワーを使うために必須の温水ボイラーです。
ノーブルのボイラーはエンジンの排気熱を利用して勝手に沸かしてくれるので、旅先に到着して蛇口を ひねればすぐに熱いお湯が出てきます。
そして、外部電源でも沸かせる電動式ボイラーの機能も兼ね備えているので、キャンプ場等(外部電源があり給水とグレータンクの処理が可能な条件)でしたら停車したままで長期滞在も可能です。
ボイラーの容量は22Lです。 お湯を使うとボイラー内には減った分だけ新しい水が入ってきますから、最終的には ぬるいお湯に成っていきます。 それでも、火傷しそうな程に温まりますから、混合栓として使えるお湯はかなりの量です。
生活水タンクには55Lの水を入れることが出来ます。 給水の途中で蛇口から空気抜きしながらボイラーも満タンにしてあげます。 こうすることでボイラーの水も合わせた77L分が確保できます。 ちなみに、別系統で20Lの飲料水タンクがあります。
ボイラーのお湯が出ることで、家庭のキッチンとまったく同様に使えるんです。
今時、家庭の流し台に湯沸かし器が無いお宅なんてありえないですよね。
でも、ほとんどのキャンピングカーはボイラーまでは装備していないので真冬の水は冷たいままです。
ノーブルにはボイラーが有りますから、食器類を洗う際にお湯が使えて油汚れのお皿がキレイに洗えるし、洗った後の水切れもいいです。 これは本当に便利で、一度使ったら手放せない装備です。
そして、完全防水のシャワー室まで備わったのがZIL Nobleです。
キャンピングカーのシャワーを敬遠する方が多いと思いますが、使用後の掃除が面倒そうに感じることも 敬遠される要素であると思います。
確かに、面倒と言えばそれまでですが、家庭の浴室だって掃除しますから、それと同じことと割り切って使えれば「旅先で汗を流せるシャワー室が完備」のキャンピングカーは贅沢の極みです。
そしてシャワー後の清掃作業を工夫して簡素化し、尚かつ水気を簡単に拭きとれるアイテムさえ選べれば、実に簡単に掃除できるんです。
シャワー付きのキャンピングカーを欲しくても買えないご事情の方も居ると思います。 せっかく贅沢なシャワー室が装備されているのですから、ノーブルに乗っている方は大いに活用されてください。 真面目にシャワーを浴びなくても、プライベートな空間で家族にさえ気兼ねせずに「顔や首筋や身体を熱く絞ったタオルで拭いて さっぱりする」そんな使い方なら片付けも要りません。 ですから、どうぞノーブルのシャワー室を活用してください。
我が家流ですが、妻が考案したノーブルシャワーの使い方をご紹介します。
ノーブルのシャワーを使うためには、オプションのシャワーカーテンが必要です。
シャワーを使う前に、カセットトイレにポリ袋を被せて濡れない様にします。
更に便座を回して足元を確保します。 結構 広くなります。
写真で、床面にぐるりと排水溝が設けてあるのが解ります。
シャワー室に完備されている手洗いです。
排水口に栓をしてお湯を溜め、たらい代わりに使います。
吸盤式のボトルにシャンプーとリンスを入れて使っています。
シャンプーはボディーソープとしても使える物を選びました。
シャワーを浴びる時は、トイレの対角側に向けて浴びると 後の清掃がし易いです。
シャワーを終えたら秘密兵器の登場です。
この素材は吸水性が とても高く、ひと拭きごとに どんどん水を吸い取ります。
壁を拭いては絞ってを数回繰り返し、床も同様に拭きます。
髪の毛などを拾ってトイレに被せたポリ袋の上に置き、くるりと ひっくり反せば濡れていないトイレが出現する訳です。 ポリ袋は使い捨てです。
シャワーカーテンもひと拭きしてあげて、窓と扉を開けたまま換気を良くして放って置けばすぐに乾きます。
ノーブルは、シャワー室に大きな鏡があるので視覚的に圧迫感を感じにくいです。
これは、他のキャンピングカーと実際に比べてみると良く解ります。
更に、開閉式アクリル窓が設けてあるので換気できて、冬場はFFヒータの吹き出しがあるおかげで温かいですし、バンテックセールス社が飾りではなく使えるシャワー室として設計してくれたことを、使用してみて感じました。
どうですか、トイレにポリ袋を被せて濡れなくしたり、吸水性の高い素材を利用して一気に水気を拭き取ってしまう妻が考案した「ノーブルのシャワーの使い方!」
手前味噌ですが、「よく思いつくもんだ」と感心しております。
参考に成れば幸いです。
追記:後日、私もシャワー室の清掃を担当してみました。 簡単に終わりました。 寒い日だったのでFFヒーターを使用していたため換気はせずに自然乾燥させました。
特に この吸水材は凄いです。 めちゃくちゃ水を吸い取ります。 さっと拭くだけで ほとんど水気は残りません。
ちなみに、オートバックスで購入してきた洗車用品だそうです。
トイレからの臭いを解消
今回はトイレの話です。
ノーブルに限らず、キャンピングカーでカセットトイレを使用している皆さんは、消臭のために何がしかの薬品類を使っていると思います。
私はノーブルを購入した際に おまけで付いてきたアクアケムグリーンが気に入って、その後も使っています。
一般的な消臭剤と違い、アクアケムグリーンは防腐効果で臭いを強くさせないのが特徴です。
但し、特有の香りが強烈で室内にも漂ってくることがしばしばで、しばらく使っていくうちに鼻につく様になってきました。
そこで、私なりに改善策を試したら上手くいき、臭いがまったくしなく成りました。
今日は、その方法をご紹介します。
ノーブルのカセットトイレの外部ドアです。
開けると、カセットトイレが入っています。
そして、抜き取ると・・・
奥に何か入れてあるのが 見えると思います。
出してみましょう。
これです。 木炭の入った袋です。
本来は家庭用で、室内やトイレに使用する消臭用商品なのですが、木炭の臭い吸着効果に目を付けまして、カセットトイレの収納BOXの奥に沢山積めてみたんです。
写真では解り難いのですが、左右の隙間にも数個ずつ入れてあります。
初めは効果が解り難かったのですが、半月もすると あのアクアケムグリーン特有の臭いが車内から完全に消えてくれました。 実験成功です。
トイレそのものの臭いも抑える効果があります。
私の考案した方法は、本当に効きますから よかったら試してみてください。