家具の音が気に成って・・・
楽しみにしていた休日です。
寝坊して9時過ぎからノーブルの準備をします。
水周りの給水を終えたら、キャビンのサードシートに母を乗せてデイキャンプに出発です。
今日は、玉野市の 日の出海岸を目指します。
はじめて行くので様子が解らなのですが、海沿いですし期待しています。
出発してから しばらく走っていると、路面の凹凸を拾って架装部からガタガタと音が聞こえます。 これまで気に成らなかったのに 今日はそのせいでサードシートに座る母との会話が聴き取りづらいです。
道すがらスーパーに食材調達のため寄ります。
気に成っている架装部からの音も調べてみました。
すると、クローゼットのドアに遊びがあり ここからガタガタと鳴っている様です。
そこでクローゼットとドアの隙間に反発のウレタンシールを貼りました。 他も調べるとテレビ台の下に有る電気系統BOXの蓋と、シャワー室のドアノブのリングに遊びを見つけました。 この2か所にもウレタンシールを貼りました。
走りだしてみると、「えーっ 静かすぎーっ」と驚くほどに、今までのガタつき音が無くなりました。
これまでは、「多少の音はしかたないか」と割り切っていたのですが、ほんの少しの事で見違えるほどに静かに成ってくれました。
いつもキャビンに乗っている母には運転席よりも気に成っていたはずです。 「わー、すごく静かに成ったよー。」と 喜んでいます。
フワンフワンと縦に揺れるノーブルの乗り心地が好きです。 視線も高く景色を見渡せます。
キャビンからのガタつき音が無くなって より気持ちよく運転できるように成りました。
「よーし、今日は海まで行くよー、景色を楽しんでいてね。」
玉野の山間を走り抜けます。 リビングの車窓には のどかな景色が流れます。
静かに成ったノーブルに満足しながら、トンネルを抜け、海に向かって国道を進みます。
日の出海岸に到着しました。
今日はお天気もいいし、公園の駐車場が岸壁に在るために最高のロケーションです。
キャビンに移りリビングを広げます。
ノーブルはキャビンと運転席の間にあるメッキレバーを引っ張ると運転席&助手席の背もたれが前に倒れる仕組みに成っています。
その後でセカンドシートをスライドさせれば広いリビングが完成です。
ノーブルを使っていくうちに「うーん! ホントによく考えて作り込んでいるな」と感心することがあります。 例えば、このレバーが有るために、キャビンに居ながらワンタッチで快適空間にできるんですから。
今日は暖かくデイキャンプ日和です。 キャビンに差し込む お日様が気持ちいい。
ベストを脱いでクローゼットに掛けます。 このクローゼットもノーブルで お気に入りのひとつ。 ピッタリ合うハンガーを百均で見つけてきました。 キティーちゃんですけどサイズが調度いいんです。
走行中にハンガ―がレールの上を滑らない様に洗濯バサミで留めてあります。 さっき貼ったウレタンシールも写っています。
さあ、ここからが私が一番楽しい時間です。
ノーブルのキッチンで料理を作ること! 料理好きの私には楽しくってしかたないんです。 ノーブルで調理を重ね、だいぶ使い慣れてきました。
コンパクトですが実用的で よく出来たキッチンです。
シンクとベッドの間に10数cm程の仕切りがあります。
この僅かな立ち上がりのおかげでベッドに水が跳ねません。
シンクとコンロの実用性だけではありません。 収納も十分です。
右の収納庫には換気扇のダクトが通っています。 この換気扇がまた実用性十分なんです。
※写真、右下に写っているのがレンジフードの吸い込みです。 ダクトを経てキャビン外部の換気扇に繋がっています。
若い頃にハイエースのキャンピングカーに乗っていたのですが、冷蔵庫は付いておらずクーラーBOXが必需でしたが、ノーブルには冷蔵庫があります。
容量は2~3名の食材なら2日分は入ります。 製氷室付きなのでロックアイスや冷凍食材まで持っていけるんです。
更に、コンロを使うためのガス漏れ警報器も付いています。
今時のキャブコンには あたり前の装備なのかも知れませんが、あれば安心感があります。 ※ガス漏れ警報器=写真左下、緑色のランプが点いています。
ノーブルのキッチンを使い易くするために、サイズや使い勝手を考えて調理器具を揃えました。 中でもシャトルシェフは大活躍です。
今日の 母のリクエスト「牛丼」も、シャトルシェフで作りました。
ご飯がいい感じに炊きあがりました。 シャトルシェフの料理本では お米と水は1:1.1と書いてありますが、1:1.3が ちょうどよく炊けます。
牛肉は控えめに、代わりに しらたきと豆腐を増量してダイエット牛丼です。
4:1:1は和食料理の基本。 みりんの代わりに酒+お砂糖を使って、我ながら上手くできました。
「食べたかった牛丼がキャンピングカーの中で食べられるなんて。 とっても美味しいよ」母が喜んで食べてくれました。 やっぱりノーブルは楽しい。
食後は 時間の流れに身をまかせてキャビンでまったりと過ごします。
海面を魚が跳ねていたり、静かで綺麗な海です。
「そろそろケーキにしようか」
スーパーで買ってきたロールケーキですが、このロケーションの中で食べるのが最高に贅沢で美味しく感じます。
その後は、母はリビングでTVを観て歓声を上げていました。
「わー、頑張れー、いけー。」 大好きな競馬中継です。
私はベッドルームで昼寝・・・
母は85歳。 このノーブルのおかげで もっと長生きしたいと言うように成りました。 「もっといっぱい長生きしてノーブルで出掛けようね。」
海が好きです。 山も好きだけど海が好き。
瀬戸内の静かな景色を観ていると心が和みます。
ノーブルの快適なキャビンで母と過ごした ”今日の思い出” を大切に、夕暮れの 日の出海岸を後にしました。