フェリーで高松に、エアコンで快適
6月最初の休日です。
ノーブルで遊びに行くのを楽しみにしていましたが、このところの仕事の疲れで遠出はしたくない気分です。 なので今回は長丁場の運転をせずに出掛けられる高松に行くことにしました。
私の住む街から四国へのアクセスは、瀬戸大橋と四国フェリー(宇野‐高松航路)を使う二通りがあります。
目的地によって使い分けていますが、高松に行く際には四国フェリーを利用しています。
運転せずに船に揺られて1時間の旅、東側からアプローチする私にはぐるっと遠回りする瀬戸大橋よりも、交通費で比べても(往復で)3,000円程お得なんです。
徒歩5分の月極め駐車場にノーブルを取りにいきます。 今日は夏の様な暑さでキャビンに入るとむっとしています。
こんな時には標準装備のクーラーを使わなくては。
はじめてクーラーを使うので、とりあえず25度設定で自動運転してみます。 涼しい風が吹き出してきました。
効率よく冷やすために窓のコンビロールスクリーンも下ろしました。
水廻りの給水などを済ませて出発する頃にはキャビンは いい感じに冷えてくれました。
妻を助手席に乗せ、ノーブルのエンジンを掛けます。 近所の迷惑を気にせずに乗れる静かなガソリンエンジンです。
ノーブルの運転はとても楽しいです。 縦にフワンフワンと揺れる乗り心地も好きですし、視界の良さ、それから大きな車を転がしている満足感が何とも気持ちいいんです。
我が家を出発して1時間で宇野港に到着しました。 ちょうど出航10分前です。
急いで乗船券を購入。 この航路は車に乗ったまま乗船した人は全員無料に成るので助かります。
すぐに係員に呼ばれてフェリーに乗り込みました。 なんともグットタイミングでした。
デッキに移る際にルームクーラーは入れっぱなしのまま離れます。
フェリーは楽でいいですね。 瀬戸大橋からでは見ることができない瀬戸内の景色を楽しんでいるうちに、高松に到着しました。
高松に上陸です。 クーラーのお陰で車内は快適です。
埠頭近くに在る北浜allye側のコインPにノーブルを停めて、高松の街に出掛けます。
高松の街を徒歩で散策しました。 日頃運動不足の私には いい運動です。
高松は再開発されて街が綺麗ですし、お洒落な お店が多く妻と時々来ています。
讃岐うどんを食べたり・カフェでまったりしたり・・・・
夕方を過ぎて辺りは暗くなってきました。
商店街のスーパーに立ち寄ると、いきのいい生のカツオが売られていました。
「よーし、今日はカツオのカルパッチョにしよう!」
食材を買い込んでノーブルに戻ります。
今日は随分と歩いて疲れました。 高松に来た際に立ち寄っている温泉施設があるのですが、「今日は疲れたから行かなくてもいい、はやくのんびりしたい」と妻は言います。 ならばと本日の宿泊ポイントに向かいます。
今日は屋島の駐車場でキャンプです。 ここを使うのは今回で2回目。
屋島ドライブウエイが有料(630円)である事と、22:00~6:00までゲートを閉じてしまうので、駐車場はガラ空きになるんです。 ※H26年6月現在。
ノーブルで屋島ドライブウエイを登っていきます。 そこそこの坂道です。
アクセルを吹かせばグングン登る馬力はあるのですが、道は空いていたので燃費を気にして吹かさずにゆっくり。 途中で夜景が見えてきました。 高松の綺麗な夜景です。
山頂に着くと時間は夜の20:30。 駐車場には夜景を見に来た車が10台ほど停まっていました。
フェリー&コインP時に冷蔵庫+キャビンのクーラーで電気を使っていたのでサブバッテリーのアンペア計は263Aです。 ※満充電時は300A。
いつもならキャンプ地に着けばエンジンを切るのですが、はじめて使っているクーラーでバッテリーがどの程度 減るのか見当がつかないので、安全策をとってエンジンは掛けたままにしてみました。 それでもガソリンエンジンですから静かです。
オプションで 80A ⇒ 120A に交換したオルタネーターは頼もしいです。 TVに照明、冷蔵庫にクーラーも使っているのに、アイドリングのままでもバッテリーを充電してくれて、アンペア計は少しずつ上がっていきます。
窓のカーテンを閉めると、一気にプライベートな空間です。
頼んであるシャワーカーテンが届かないので、まだシャワーを浴びたことはないのですが、ノーブルにはボイラーが付いているのでお湯が出ます。
シャワー室で汗ばんだ肌を、熱くしぼったタオルで拭きました。 「気持ちいいー!」
これはシャワー後の処理も必要としないですし いい作戦です。
そして、シャワー室を出るとクーラーからの涼しい風が、これまた身体をサッパリとさせてくれます。
よーし、ここからは私のお楽しみの時間。 ノーブルのキッチンで料理開始です。
今日はカツオのカルパッチョ、食材はこちら。
ノーブルのキッチンは実に良く出来ています。 コンパクトですが、コンロも2口付いているし蛇口をひねれば温水も出る。 冷蔵庫に換気扇、食器から調理器具 調味料に乾物まで余裕で収められる収納。 料理好きの私には、たまらなく嬉しい装備です。
今日は車外に虫が多く、換気窓を開けられないのでガスコンロは使えそうもないのですが、何にも考えずに買ってきた食材が 火を使わずに作れる料理だったのでよかったです。
カツオのカルパッチョが完成です。
普段は お刺身をあまり食べない妻も、このカルパッチョだけは喜んで食べてくれます。
私のブログを読んでくださっている方がおりましたら手前味噌ですが、感謝をこめて私の考案したカルパッチョソースのレシピをお教えします。 このソースはサラダや他の魚にも合いますが、カツオには抜群によく合いますので、よかったら試してください。
「我流、カツオのカルパッチョソース」
ぽん酢・味ぽん・醤油・オリーブオイル = 0.5:1:1:1
自己満足な料理を食しながらお酒も少々。 妻はTVっ子で、とにかくTVを見ていると機嫌がいい。
屋島駐車場の電波状況はバリ3で、よく映ります。
予想通り22:00前には他の車は引上げて、うちのノーブル1台だけに成りました。
静かな駐車場で夜更かしして、二人で過ごしました。
寝る前にエンジンを切ります。
シーンと静まり返った車内。 時々聞こえるのは動物の鳴き声だけです。 今夜は静かに眠れます。
充電していたサブバッテリーは 263A ⇒ 270A まで回復していました。
車内はいい感じで涼しいです。 ベッドルームのカーテンを閉じると、空間が狭くなってクーラーが効き過ぎるくらいに冷えてきました。 1時間タイマーにして眠りました。
エアコンは夜中に間欠で一度動かしただけ。
快適でした。 ぐっすり眠れました。
朝の駐車場。
我が家のノーブル1台だけで静かです。
山の上なので窓を開けると涼しい空気が入ってきます。
鳥がさえずり、気持ちのいい朝。 ノーブルがあるからこそ こんな朝を迎えられる。 幸せな気分です。
7時前には登山客でしょうか、車が入庫しだしました。
お眠な妻はベッドルームに ほっといて、私は朝ごはんの準備にかかります。
今朝の朝食はコンビニで買ってきた おにぎり も利用してみました。
Noble Kitchens 「ある日の朝食、手抜きでも美味しく簡単に」
1.サバの水煮缶
2.水菜の即席漬
3.しじみ汁
4.コンビニの おにぎり
5.ヨーグルト
水菜の即席漬を作ります。
①洗って切って、ボウルで揉みます。
②今日のポイントは、塩+青臭さを抑える隠し味に「本だし」を少々。
出来ました、超簡単です。
次は、しじみ汁。
①しじみ汁を泥臭くなく作るコツは、最初の水洗いが大切です。
手のひらで貝殻をこすり合わせて、水の濁りがすっかり無くなるまで、水を何度も替えながら洗います。
②水かげんは少なめにして、旨味を濃くします。 今日は出し入りの味噌を使いました。
火に掛けます。
③水から火に掛けて、貝が開いたらすぐ火を止めます。 火を入れ過ぎると身がちじんで固くなり台無しです。 ここは大切なポイント。
④アクをすくったら味噌を溶き入れ、やや薄味に仕上げると しじみの美味しさが引き立ちます。
⑤仕上げに お砂糖を隠し味に、お椀で4杯分ならティースプーン1杯を入れると、グンと美味しさが増します。
お皿に盛りつけます。 コンビニの おにぎりも美味しそうです。
サバ缶とヨーグルトを添えて、本日の朝食が完成です。
大粒のしじみ汁を食べて妻が一言「身がふっくらしていて美味しい」。
嬉しい一言です。 ノーブルのキッチンは最高です!
ノーブルの生活水タンクの減り具合です。
昨日の夜食や生活に使って、今朝はこのレベルから使い始めました。
※写真右側の丸いレベル計
朝食を終えて食器を洗うと このくらい減ります。
レベルゲージの検知範囲が狭いために、ゲージ上でゼロになってからも実際には40%ほど水は残っているんです。 ですから、まだ2食は作れそうです。
それとバッテリー計も注目してください。 ソーラー発電のおかげでアンペアは上昇しているのが解ります。 このソーラーは思っていた以上に使えます。
※写真左側のデジタル式アンペア計
私は明日からまた仕事です。 今日は観光せずに帰ることにしました。
はじめてクーラーを使ってみて快適でした。
今回はバッテリーを気にしてエンジンを掛けてみましたが、クーラーを間欠運転で使えば それなりに電気は節約できそうです。
アイドリングでもガソリンは使いますし、これからバランスの良いクーラーの使い方をもっと勉強していきます。
ノーブルのおかげで妻との楽しい思い出が またひとつ増えました。
ノーブルで遊んでいる自分は、母や妻には少年の様に映っていることでしょう。
「まだ遊びたりない、もっともっとノーブルに乗っていたい・・・」名残惜しみながら高松港を、フェリーで後にしました。