ZiL Noble 白書

バンテックセールス社 ジル・ノーブルの装備と使い勝手をレポートしていきます。

blogタイトルは名ばかりの、あくまでも自己満足な内容ですが よろしくお願いします。

雑感、その3

「Zil Noble 白書」に ご訪問の皆様、いつもりがとうございます。 このブログは、書きはじめた時から1年間限定と決めていました。 ですので来月で終わります。 あと1ヶ月、なんとか頑張って いい記事を書ければと思っております。 どうぞ最後までお付き合いのほど宜しくお願いします。

 

Zil Noble を購入してから11ヶ月が経ちました。 しみじみと「買ってよかった」って、感じています。

私の場合、Google地図と睨めっこしながら、この公園だったら静かなんじゃないかな、この道の駅なら車中泊向きなんじゃないかなって、とりあえず行ってみるんです。 一か八かでしょ。 それが面白いんですよ。 「今日は どうなるんだろう、どんな楽しい事があるんだろう」って期待が膨らんで、少しの不安が冒険心をくすぐって、大人のくせに いつまでも童心のままでいる自分に まだまだ青春の続きと嬉しくもなります。

知らない道を走って、初めて観る街や山や海が新鮮に感じられて、そんな無計画な旅ができてしまうのが Zil Noble なんです。 そして、出かける度に家族との いい思い出が増えています。

 

ノーブルは、 シャワールームを境に、リビングとベッドルームを二分した設計です。 それが使い勝手の良さなのですが、リビングだけ見るとカムロードベースのキャブコンとしては狭い方です。 大人2~3名の家族で車中泊をメインに楽しみたい方には打って付けの設計ですが、大人が4名で使えば間違いなく きゅうくつに感じると思います。 それ以上の人数で車中泊したい方や、デイキャンプをメインに使う方にはリビングの広さを重視した設計のキャンピングカーを選んだ方が使い易いかも知れません。

私は Zil Noble が好きだし使い方も合っているので、つい記事では絶賛していますが、そこは使い手によります。 ですので、皆さんの使い方に合ったキャンピングカー選びの参考にして頂ければ幸いです。

 

オプションのシャワーカーテンが付いてから、シャワーを3回浴びて、少しずつ使い慣れてきました。

いやー、キャンピングカーのシャワーは いいもんですね。

今年の冬は西日本も寒いです。 シャワー室にFFヒーターの吹き出し口が付いているんですけど、車内で一番暖まるのはこのシャワー室なんです。 だから裸んぼうになっても寒くないんです。 この辺の設計も計算ずくなのか、とにかくノーブルは よく作りこまれていて感心します。 

シャワー以外に使う諸々の水を気にすると どうしてもチビチビ使ってしまいますが、たっぷり浴びてみたいなあ・・・  

シャワーを使っていて「カセットトイレの蓋に座りたいなぁ」って思います。

シャワー室にカセットトイレがあるために足元が狭いんです。 シャワーとトイレが兼用ですし、使用頻度は圧倒的にトイレですから それもしかたないと割り切れています。 ですが、蓋に座りながら洗えれば、むしろトイレは邪魔者ではなく便利で有難いではないか!  試しに座ってみました、ややメタボぎきな体重をそっと載せて・・・ するとベコンってへこんでしまいました。 ああ、ここに座りながら身体や頭を洗えたら 凄く楽なんだけどなあって思います。

強化タイプの蓋は売られているのでしょうか。 まだなら是非、開発してほしいです。 ※既に出回っていたら勉強不足ですみません。

 

自分はDIY派ではなく、使いながら慣れていく派です。

これは趣味のデジカメにも共通しています。 デジカメは機種によってクセや仕様が違いますから、それに慣れながら使いこなしていくことが難しくもあり 面白くって、会心の一枚が撮れた時はとても嬉しいんです。

ノーブルも同じ様に 使いこんで使い慣れていきたいです。 

それでも、ノーブルを使いはじめた頃は、「これって駄目じゃん」とか、「こうなってたらいいのに」とか不満もありました。

例えば、ベッド用の引き出し式ステップ。 収納を兼ねていて、ベッドへの昇降には凄く便利なんですけど、トイレに入ろうとドアを開くとぶつかってしまうんです。 なので、使ったり使わなかったり。 でも一番使いたいのは就寝中です。 で、ある時少しだけ引き出しが出ていて、それでも足さえ掛かれば十分に昇降できるし、ドアは 加減して開けば干渉しないし。 なーんだ、こう使うんだ! なんてね。 

色々言ってますけどZil Noble 開発チームは凄く頑張って作ったと思います。 私にとってノーブルが初めてのキャブコンなので感じられずにいる事も多いと思いますが、他のキャブコンから乗り換えた方なら その素晴らしさを痛感しているかも知れません。 便利とか不便とか感じていない 自然に使っている部分までノーブルはよく出来ているのだと思います。

 

ノーブルの走り・乗り心地

長所 ↓

フワンフワンと揺れる乗り心地は好きです。 

運転席からの視界がいいので、乗用車では見えなかった景色が楽しめます。 小回りが利きます。 道の流れも読み易いです。

短所 ↓

サードシートの乗り心地は、いつも座る母からは不満を聞いたことはないのですが、普通車と比べれば かなり悪いと思います。

コーナーリングはしっかり減速しないと曲がれません。

私は高速道路で80km/h以上出しません。 もしものバーストが怖いし、それ以上スピードを上げると直進性が極端に悪くなる感じがするからです。 更に、高速での横風にはめっぽう弱いです。 大型車に抜かれる時も風圧で揺すられます。 高速道路の轍にも危険を感じます。 いきなり安定性が無くなり左右に振られます。 

なんだか短所も多いですね。

 

キャブコン乗りの先輩方は足回りの強化をされていると思います。

先日、営業担当のMさんからお電話をいただきまして、ショックアブソーバーの交換を薦められました。 まずはショック、次にタイヤのサイズアップがお勧めとのことでした。 ショックの交換は8万円くらいだそうです。

ショックを変えると走行安定性が増し、タイヤをサイズアップすると轍に強くなるとの事です。

安全性の向上を考えれば早めに交換した方がいいのかなあ。 次元が違うほど運転性能は上がるそうですが・・・・思案しています。